“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに描かれる『オリエント急行殺人事件』で監督と“世界一の名探偵”ポアロ役を兼任したケネス・ブラナーの来日が緊急決定。
ケネスは12月5日(火)に都内で行われる、作品の世界観をイメージした大規模なプレミアイベントへ参加することが緊急決定。イベントには、ポアロの日本語吹替版声優を務めた草刈正雄さんとオスカー女優のジュディ・デンチ演じるドラゴミロフ公爵夫人の吹替え声優を務めた山村紅葉さんも登壇し、ケネスとご対面します!
草刈さんは、「すごい才能を持った方だから、いろいろと聞いてみたいと思います。監督もやってらっしゃるし、俳優としても素晴らしい才能を持っているし、楽しみです」とケネスと会うことを楽しみにしているご様子。
アガサ・クリスティーを曾祖母にもつアガサ・クリスティー社(ACL)会長兼CEOのジェームズ・プリチャードは、「ポアロは複雑なキャラクターですが、ケネスは、原作の壮大さをしっかり理解していて、彼のビジョンに鳥肌が立ちました。映画のオープニングで、列車がこちらに向かって走ってくるという話があった時、私たちに向かって自分自身で列車まで演じたんです。彼の姿に一瞬で魅了されました」とブラナーの解釈に太鼓判。
ケネスの作品へのこだわりは、並大抵のものではなく、ポアロが登場する小説全て(長編33作と短編50作)を読破、口髭の開発に9カ月もの時間を費やし、ベルギー訛りを習得するためにポアロと同世代のベルギー人が話す27種類ものベルギー訛りの英語の録音を聞き、週3回コーチ受けたのだとか! 監督としてもロンドンにラボをオープンさせてまで65mmフィルムでの撮影にこだわったそう。
一足早く開催されたワールドプレミアで「日本のみなさんが殺人ミステリー、特にアガサ・クリスティーが大好きで、なかでもエルキュール・ポワロ、オリエント急行殺人事件がお気に入りなのだと知っていますよ。一同、この新作を大変誇りに思っています。日本のファンに楽しんでもらえますように!」とクリスティーファンが多い日本での公開を特に気にかけていたケネス。日本で何を語るのか? 注目です。
『オリエント急行殺人事件』
12月8日全国ロードショー
20世紀フォックス映画配給
© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation