『ブレードランナー 2049』で35年ぶりにデッカードを演じたハリソン・フォードから、日本のためだけに特別映像が到着! そこでハリソンがKとデッカードの違いなどについて語りました。
まず、「彼は僕よりずっとグッドルッキングだ」と語ったハリソンは、「Kは自分がレプリカントで、自分の運命をコントロールできないことを知っている」と明かし、「デッカードはその問題に直面していない」と語ります。デッカードがレプリカントなのか? は、前作からの最大のナゾであり、ファンの間で論争になっていたこと。さらに、「監督のリドリーがさまざまなアイデアを導入し、どう解釈するかは観客の裁量に任せる作りだった。デッカード自身は自分がレプリカントなのか自問しなかった。これが2人の大きな違いだ」と、新旧ブレードランナーを比較しながらコメントしています。
さらに、かつてデッカードと共に姿を消した女性レプリカントでデッカードの恋人だった“レイチェル”が本作で登場することも告白。『ブレードランナー 2049』でブレードランナーKがたどり着く“衝撃の真実”にも関わる<デッカードとレイチェルの行方>について、ハリソンは「レイチェルと会うシーンは、とても興味深くて実に複雑な感情が描かれているシーンなんだ。彼は今までに目にしたことも想像したこともないものを見る」と、その登場シーンは誰もが予想もつかない展開になっていることを明言。さらに「レイチェル本人ではないと分かってはいるが、かつての感情にとらわれる。彼女に対して抱いていた感情だ。記憶が彼を感情的にするんだ」と、観る人の心を突き動かすようなエモーショナルなデッカードの姿を期待させる発言をしています。
『ブレードランナー 2049』
大ヒット上映中
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント