31日、東京国際映画祭の特別招待作品『ローガン・ラッキー』の先行上映の舞台挨拶にスティーブン・ソダーバーグ監督が登場しました!
『ローガン・ラッキー』は、ソダーバーグ監督の最新作。全米最大のカーレースの裏側で繰り広げられる現金争奪劇を描いたクライム・エンターテイメントです。この作品で監督復帰を果たしたソダーバーグ監督のもとに豪華キャストが集結。『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で知られるダニエル・クレイグは、ブリーチした金髪とタトゥでイメチェンしており、監督作『マジック・マイク』の主演俳優チャニング・テイタムも出演しています。さらに『スター・ウォーズ』新三部作でカイロ・レンを演じているアダム・ドライヴァーやエルヴィス・プレスリーの孫ライリー・キーオが顔を揃えています。
ステージに登場したソダーバーグ監督は、「日本へ呼んでくださり感謝しています。そして東京国際映画祭の30回目のお誕生日おめでとう」とご挨拶。
それから、用意してきたメモを取り出し、「私が日本映画を通じて、日本文化に触れました。当時、ティーンエイジャーでしたが、とても魅了されました。それで、日本映画に深く通じていたドナルド・リッチーという人物に連絡をとったのです。彼の言葉を紹介しましょう。“西洋のストーリーは何が起きるか、理由、責任を重視するが、日本のストーリーは流れ、つながり、関係性を重視する”。私はこの言葉にとても刺激を受け、両方を融合させる努力をしてきました。今日は笑いが起きることが目標です。ぜひ楽しんでいただきたいと思ってます」とスピーチしました。
最後に「人生はとても短いと感じる時はありますが、2時間がとても長い時もあります。今日は短く感じて欲しいと思っています」と観客にメッセージをおくりました。
『ローガン・ラッキー』
11月18日(土) TOHOシネマズ 日劇ほかにて全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/STAR CHANNEL MOVIES
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