来週、新著『The TB12 Method』が発売されるアメフトのスーパースター、トム・ブレイディ。40歳でも現役で活躍しているトムは、厳格な食事法でも知られていますが、『Men’s Health』によると、著書のなかでも食事について詳しく紹介しているそう!
それによるとトムは「私の食事法は東洋と西洋哲学のミックス。そのなかのいくつかは何千年も前からのものです。私の栄養法を厳しいと思う人もいるでしょうが、私には他の方法で食べることの方が不自然なのです」「多くの人々が、フレンチフライ、ポテトチップス、白パン、チキンナゲットなど自然界には存在しない、たくさんの白あるいは青白い食品で構成される栄養で体調管理をしています」と述べているそう。
実際、彼が何をどのタイミングで食べているかというと、多くの人を驚かせたのが水分の多さ。彼は朝6時に起きるとまず、電解質を含む水を20オンス(約600ミリリットル)飲み、それからブルーベリー、バナナ、ナッツ、シード入りのスムージーを摂取。その後、8時までワークアウトを行う間、さらに電解質を含む水を飲み、ワークアウト後にはプロテインシェイクを飲むのだとか。
トムは水分補給を重視していて、1日に12〜25杯の水を飲むとのこと。『Men’s Health』はこれは子供用の水槽を満たすのにたっぷりの量だと伝えています。また、食前30分は水のみで、次の水分補給は食後1時間経ってから。

アスリート体型のトム・ブレイディ。
ランチタイムは魚とたくさんの野菜。ブレイディ家の食卓は80%が野菜だとパーソナルシェフが以前、「Boston.com」に語っています。彼はたんぱく質とポテトやパンなどのでんぷん質を一緒には食べず、さらにシェフは白砂糖、精製した小麦粉、グルタミン酸ナトリウム、ヨード入りの塩、ナス科の野菜、乳製品を使用しないそう。トムはコーヒーやカフェインはとらず、白米、パン、ハム盛り合わせ、パイナップル、そしてヨーグルトもめったに食べないとのこと。
一方、間食にフルーツやプロテインバー、プロテインシェイクを食べるのは大好きで、「プロテインを欠かしたことはない。ときどき1日にスプーン3〜4杯のプロテインパウダーを食べる」とも書いています。そしてディナーはランチ同様に野菜たっぷり。デザートはめったに食べないそうです。
6月に来日したとき、アメフトを長くプレーするために食事、睡眠などすべてを厳しく管理していると語っていたトム。引退したら、食事法も変わるだろうと認めつつ、今は食の楽しみを諦めることはまったく問題でないとキッパリ。「何をどう食べるかを楽しんでいます。何かを逃したと感じたことはありません」と書いているとか。一般的なグルメとはかなり異なる食生活ですが、ちゃんと結果を出していることもあり、今の食生活に大満足しているようです。