映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の成功祈願が世界遺産でもある京都・宇治の平等院で行われ、11日にスペシャル/ファンミーティングに登場したライアン・ジョンソン監督が出席しました。
「スター・ウォーズ」シリーズは、日本文化、日本映画から強い影響を受けていることでも知られています。ジョンソン監督は「子供の頃に大好きになった「スター・ウォーズ」を通じて、黒澤明監督を好きになり、このような美しい日本文化に触れる機会をいただき大変光栄です。本日は特別な朝になりました」と興奮気味にコメント。世界遺産での成功祈願という厳粛な雰囲気のなか、ライトセーバーを持つカイロ・レン、ストームトルーパー、C−3POも登場し、監督と記念撮影を行いました。
さらに「スター・ウォーズ狂言」、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』武人画屏風もお披露目!
「スター・ウォーズ狂言」には、人気ドロイドゆかりの人物が登場。R2-D2とC-3POは、黒澤監督の『隠し砦の三悪人』に登場する太平と又七から大きな影響を受けて誕生したと言われています。その太平と又七は、狂言に登場する太郎冠者と次郎冠者を元に作られたと言われており、今回、大蔵流狂言師・茂山千三郎氏が「文荷(ふみにない)」をアレンジした「スター・ウォーズ狂言」を初披露。茂山千三郎氏はC-3PO風のお面(太郎冠者)、茂山童司氏はR2-D2風のお面(次郎冠者)、鈴木実るしがカイロ・レン風のお面(主人)といずれも元来より存在する実在のお面、ボイスチェンジャーを使用し、狂言で水戸後に「スター・ウォーズ」の世界観を表現。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』武人画屏風は、宇治出身の武人画アーティスト、こうじょう雅之氏による二曲一双(幅1654mm×高さ1685mm)の屏風には、カイロ・レン、R2-D2とC3POが描かれています。この屏風は平等院隣の宇治市観光センターにて、明日から10月1日(日) まで期間限定で公開される予定です。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
12月15日(金) 公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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