来日中のアンセル・エルゴートが主演作『ベイビー・ドライバー』の初日舞台挨拶に登場しました!

アンセル・エルゴート。
『ベイビー・ドライバー』は、3月にサウス・バイ・サウス・ウエスト映画祭で観客賞に輝き、全編に流れる楽曲に合わせたセリフやドライビングシーンの作品構成で、カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』とも評されているアクション・エンタテインメント。アンセルは音楽にのりながら驚異的ドライブテクニックをみせる若者ベイビーを演じています。

さっそうと登場!
『ベイビー・ドライバー』はすでに世界47カ国で大ヒットしており、口コミでも高評価を獲得しています。アンセルは「この作品に関わることができたことがうれしいです。撮影中も、はじめて完成したものを見た時も、特別な作品だと思いました。それはエドガー・ライト監督が素晴らしい技量を持っているからです。今、ハリウッドは超大作シリーズ、原作ものが多いけれど、これはオリジナル脚本のオリジナル映画です。この作品の成功がきっかけになって、ハリウッドでもオリジナル作品が増えるといいなと思います」とコメント。

ファンに笑顔のアンセル。
寡黙で音楽に合わせて動くシーンが多いベイビー役について「ベイビーのキャラは大好きです。彼はただのアクションヒーローじゃありません。若者で運転を楽しんでいる。犯罪グループの一員ですが、悪い奴じゃない。はじめて脚本を読んだときから好きになりました。撮影前に1カ月かけて準備をしたのですが、スタントドライビングなどが必要で教えてもらいましたし、車の上を飛び越えるようなスタントを全部やらせてもらったので楽しかったです。音楽にあわせた振付も1カ月かけてやりました」と役作りについて語りました。
俳優だけでなくアンソロ名義でミュージシャンとしても活躍しているアンセルですが、この作品ではミュージシャンであるレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーやジェイミー・フォックスと共演しています。「ケビン・スペイシーも歌がすごくうまいんです。秘かに音楽を楽しんでいる人ばかりが集まりました。撮影では、僕はヘッドフォンでシーンにかかっている曲を聞ながら演技をしましたが、共演者もイヤピースで同じ曲を聞いていた。全員が同じビートに合わせて演技したんです」
なかでもジェイミー・フォックスとは親しくなった様子。「ジェイミーやフリーと共演するということで、最後の頃に自分の曲を聞いてもらえたらいいなとは思ってました。でもジェイミーは、初めて顔を合わせた日に家においでよ、スタジオもバスケットコートもあるから、と家に招かれて、初日からバスケットボールをして、ジャムったり、自分の曲を聞いてもらえたんです。映画のなかで彼が演じてるバッツと僕との関係と、実際は違います」とジェイミーのいい人ぶりを披露。
17日に中国・北京から東京へやってきたアンセル。「あと5日間滞在できるのですが、京都に行けそうなんでワクワクしてます。それにもっと東京を楽しみたいですね。一緒に来ている家族、友人もとても楽しんでいます。また来たいと思っていますので、またお会いしましょう」と、ファンに語りかけていました。
『ベイビー・ドライバー』
8月19日(土)新宿バルト9 他全国公開中
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント