オスカー俳優のマーク・ライランスが出演作『ダンケルク』の撮影現場に、持ち込み禁止アイテムがあったことを明かしました!
クリストファー・ノーラン監督が第二次世界大戦時に行われたダンケルクの戦いを描いた戦争映画『ダンケルク』。マークのほかに、キリアン・マーフィー、ケネス・ブラナー、トム・ハーディといった人気俳優が多数出演しているほか、1Dのハリー・スタイルズが俳優に初挑戦したことでも注目されています。
となると、撮影現場もかなりゴージャスに違いない……と想像しますが、マーク・ライランスによると、水のボトルと俳優が座るチェアが持ち込み禁止だったとか!
マークはノーラン監督の仕事を振り返り、「彼はセットに俳優用のチェアをおかないし、水のボトルもダメ。彼はすごく独特なんだ」と英紙『Independent』に告白。この作品でマークと共演した俳優のバリー・ケオーガンは「水のボトルはノイズがジャマになるから。ボトルをおもちゃみたいにして遊ぶからね。チェアがないのは、文字通りみんなをつま先立ちさせ続けるためさ」とその理由を説明したそう!
予告編を見ると、海に潜ったり、泳いだり、船のシーンがたくさんあり、撮影はハードそう。若い俳優たちも大変だったでしょうが、57歳のマークに椅子ナシは辛かったのではないでしょうか!
そんなマークはノーラン監督の仕事ぶりについて「彼はフィルムを使うこととカメラの前では、すべてがリアルであることにこだわっていた。だからこの映画ではリアルに見せるために古い技術がたくさん使われている。海上で炎のなか男たちが泳ぐシーンとか、ポストプロダクションとCGIの使用は最小限にしたいんだ」と語っており、俳優たちも身体を張った仕事をしたことを明かしています。