27日、ディズニー/ピクサー最新作『カーズ/クロスロード』の新車発表記者会見が行われ、ブライアン・フィー監督、共同プロデューサーのアンドレア・ウォーレン、日本人キャストの松岡茉優さんと藤森慎吾さんが登場しました!
これまでの「カーズ」シリーズで華々しく活躍してきた天才レーサーのライトニング・マックィーン。しかし、今作では最新テクノロジーを追求した新世代が台頭するなか、彼は大クラッシュを起こし、思いがけない挫折を経験。そして【夢の続きを求めて走り続けるのか、それとも新たな道を歩むのか?】という“人生の岐路”(クロスロード)に立たされます。
「人生は変化の連続で、すべてのことに終わりがありますが、それが新しい変化、始まりであったりします。変化は先が見えず、怖いものです。でも、一歩踏み出すのが大切です。私自身も人生を振り返ると、最も重要で最高によかったことは予測できないところで起きたことでした。また、私自身も親になるという変化も体験しています。母が亡くなり、父は年をとって、自分にとってのセイフティネットがなくなっていく反面、今は自分が娘たちのセイフティネットになっています。
今回、マックイーンにとって重要なのは、彼はキャリアにおける新しいホイールを装着しなければならない、つまり新しいステップを踏み出さなければいけないということ。変化は先が見えなくても、とてもよいものが待っているのです」。
岐路に立つヒーローというリアルなテーマが描かれたこの作品は、すでに公開されているアメリカで大ヒットしており、「大人が泣ける」感動作と評判になっています。その理由について監督は「私たち自身が大きな子供でもあるので、観客が子供か大人かは意識せず、自分たちにとって意味があるもの、見たい作品を作っているからだと思う」とコメント。
プロデューサーのアンドレア・ウォーレンも「観客を泣かすのがゴールではありませんが、何かを感じて欲しい。あくまで自分たちが感動できる、響くものを作っています。それが大人が泣ける理由だと思います」と語っていました。
『カーズ/クロスロード』
7月15日(土)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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