ケンダル・ジェンナーが出演した「ペプシ」の広告動画に批判が殺到。大炎上してしまいました。
Pepsi pulls Kendall Jenner ad after Internet backlash – see what she said before the controversy https://t.co/uAnPsjJWdX pic.twitter.com/0dss9F8kvM
— People Magazine (@people) 2017年4月5日
ケンダル出演の広告動画は4日に公開されたもので、ウィッグをかぶって撮影をしていたケンダルが、ストリートで行われている抗議デモを見て、ウィッグを外し、ペプシの缶を手にしてデモに参加。警官にペプシを手渡し、警官が一口飲むと人々が大喜びするという内容。
『CNBC』によると、この広告についてペプシは「このグローバル広告は、異なる分野の人々が調和の精神で団結することを反映しており、我々はそれが伝えるべき重要なメッセージだと考えています」とコメントしていたのだとか。
ところが、ケンダルが警官にペプシを手渡すシーンは多くの人々に、昨年の「Black Lives Matter」のデモでレシア・エヴァンスさんという黒人女性が機動隊の前に立ちはだかるシーンを思い出させ、このCMはそうした抗議活動を貶めるものだという批判が殺到する事態に……。
Could you be any more blatant with the disrespect and appropriation of a movement, @pepsi? Is this a sick joke?! pic.twitter.com/8NS8ynJUdj
— Taryn Finley (@_TARYNitUP) 2017年4月4日
そうした批判を受けて、ペプシはケンダル出演の動画を取り下げ。「ペプシは団結、平和、相互理解を伝えようとしましたが、失敗だったのは明らかであり、謝罪します。私たちは重要な社会問題を軽んじるつもりはありません」と謝罪しました。
— Pepsi™ (@pepsi) 2017年4月5日
一方、ケンダルは、この問題については何も語っていないものの、SNSにアップしていた今回のペプシCMに関する写真を削除。『Poeple』によると、カーダシアン/ジェンナー家の関係者が「ケンダルは恥をかかされたのです」と語ったそう。ケンダルは批判を知るとすぐに母親でマネージャーのクリス・ジェンナーに電話をしたそうで、「ケンダルは電話でとても動揺していました。クリスはすぐに母親モードになって“今すぐ何か手を打ちましょう”と言いました」と関係者はコメント。まずは母の指示で写真を削除したもよう。
また、ペプシの謝罪文の最後には、「ケンダル・ジェンナーをこの立場に置いてしまったことも謝罪します」というケンダルへの謝罪もありましたが、もしかしたら、それもお騒がせファミリーを長年率いてきた、やり手ママ・マネージャー、クリスの手腕が発揮されたのかもしれませんね!