金銭苦に陥っているといわれているジョニー・デップが長年のエージェントクビにしなければならなかったそう。
『Page Six』によると、ジョニーは映画の契約に対する手数料を払えないために、昨年10月に長年のエージェントを解雇し、ライバルのエージェンシーと契約したのだとか。長年のエージェントとは、ユナイテッド・タレント・エージェンシー(UTA)のトレイシー・ジェイコブスさんで、彼女は1988年にテレビシリーズ『21ジャンプストリート』で人気だった彼を世界的な映画スターへと変貌させたエージェントとして知られているそう。
この移籍について、ある情報ソースは「ジョニーはトレイシーとUTAに、もう手数料を払いたくないと告げました。でも彼らは抵抗した。そこでジョニーは、より手数料が安いCAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)へお金の問題で移ったとコメント。ところが別の情報ソースは、「CAAは手数料の安売りはしません」と語り、ジョニーがエージェントを変えたのは、手数料の問題ではなく、変化を求めたからだと語ったそう。これに対し、UTAはコメントせず、CAA側は「CAAは手数料を減額していません」と否定したとか。
先月、元ビジネス・マネージャーであるザ・マネジメント・グループ(TMG)に対し、詐欺などを理由に2500万ドルの賠償を求めて訴えたジョニー。先週、TMG側が反撃に出て、ジョニーが毎月200万ドル以上使っていたと反論し、14軒もの不動産、プライベートジェット、ボディガードなどに加えて、ワイン代だけで3万ドルも使っていたというスゴすぎる浪費ぶりが明らかに。さらに、映画『ラム・ダイアリー』の原作者ハンター・S・トンプソンが亡くなった際、ジョニーはハンターの遺志に従い、コロラド州アスペンで遺灰を大砲で打ち上げたのですが、それに300万ドル出費していたも明かされたそう!
これに対し、ジョニーの代理人は一切、真実ではないと語ったそうですが……。昨年、エージェントとマネジメントが変わり、離婚のうえに破産寸前に陥っているとは……。環境激変のジョニー、まさに今は心機一転という気持ちでしょうか。