マイケル・ジャクソンの遺児で18歳になったパリス・ジャクソンが、雑誌『RollingStone』で自殺未遂、恋人、父マイケルとその死について語りました。そこでパリスが明かしたマイケルの父親ぶりに注目!
子供たちを甘やかしていなかった
かつて、ネバーランドと呼ばれた大豪邸に暮らしていたマイケル。パリスも人生最初の7年間をネバーランドで過ごしており、当時、父親が有名人だとは思わず、名前もダッドかダディだと思っていたそう。学校に関して、マイケルは子供たちに普通に学校に通うというオプションも提示したけれど、子供たちは自分たちでホームスクールを選択。パリスによると「私たちはかなり普通の生活をしてた。毎日、学校があっていい子にしてなきゃいけなかった」そうで、ネバーランドには映画館、動物園、遊園地まであったけれど、「いつでも好きなときに乗り物に乗れるってわけじゃなかった。いい子にしてたら週末に映画館にいくとか、動物を見るとか、なにをするか選べたの。いい子じゃなかったら、全部ナシ」と振り返り、当時は、父マイケルとディズニー・チャンネルがあるから、友だちは必要なかった、と明かしています。
マイケルは料理上手だった
パリスによると、マイケルは大変な料理上手で、ソウルフードの作り方を教えてくれたそう! 「彼のフライドチキンは世界一よ。スイートポテトパイの作り方も教えてくれた」とマイケルの意外な特技を公開。
母親デビーの存在を明かしていた
当初、パリスは自分たちに母親はいないと思っていたとか。しかし、10歳ぐらいのときに「男は子供を産めない」ということを知り、兄のプリンスと「私たちにも母親はいるよね?」と話したとのこと。そしてマイケルに聞くと、マイケルの答えは「うん」というもので、「彼女の名前は?」と聞くと「デビー」と返答。そのときパリスは母親の存在と名前がわかったことで納得。母親デビー・ロウに連絡をとり、会ったのはマイケルの死後で、13歳のときだったとか。そして、今、パリスは乳がん闘病中のデビーを支えています。
「キミは黒人」と明言
人種については「私は自分は黒人だと思ってる」と語っているパリス。なぜなら、父マイケルが彼女の目を見て、「キミは黒人だ。自分のルーツに誇りをもつように」と言ったからだとか。パリスはマイケルがウソをつくわけないし、「私が知る限り、彼がウソをついたことはないから、信じている」と語っています。
いつか殺されると語っていた
マイケルの死に関し、主治医のコンラッド・マーレーが過失致死で有罪になったものの、パリスはさらなる疑いを持っており、マイケルは殺されたと確信しているのだとか。「彼は殺そうとした人々についてのヒントを残したの。よく彼らは僕をいつか殺すよと言ってた」と語っています。マイケルの死を望んでいた人々が誰かという問いには、「たくさんの人たち」としか答えず、そうした人々がリベンジや裁きを受けることを望んでいるそう。ただし、今はチェスゲームのように、相手を追い詰めているところなので、「それしかいえない」と語りました。
有名人になっても、ならなくてもいい
美少女セレブキッズとして大注目を集めたものの、2013年に自殺未遂を起こして以来、表舞台にでることがなかったパリス。しかし、今年からゴールデン・グローブ賞のアフターパーティに出席したり、モデルを始めるなどヤングセレブとして活動開始しています。そんなパリスはマイケルから“世界を癒やす”熱意を受け継いでいて、有名であることとは、良いことへ人々の関心を向けることだと考えているそう。「私は生まれながら、意見を言える場を持っている。それをムダにするか、もっと有名になって重要なことに使うかよね」と語っていますが、マイケルは有名になってもならなくてもいいと思っていたそう。「もし僕以上に有名になりたいなら、なれるし、有名になりたくなければそれもいい。ただ、キミに幸せでいて欲しい」と語っていたそうです。