ヴィクトリア・ベッカムが英版『Vogue』誌で18歳の自分への手紙を執筆。ビューティ、スパイスガールズ時代、ファッション、恋愛、結婚などについて、自分を振り返りアドバイスをおくりました。
それによると、18歳の時のヴィクトリアはLane Theater Arts Schoolに通っていたものの、一番カワイイわけでも、細いわけでもなく、かといってダンスがうまいわけでもない、ヒドいニキビに悩まされている女の子だったのだとか。
そんな若き日の自分へ、ヴィクトリアは「自分の不完全さを愛することを学んで。メイクは薄めにして皮膚に呼吸をさせてあげて。そしてメイクアップアーティストに眉を剃らせないで。その影響は永遠だから。それにおっぱいもいじっちゃダメよ。長いこと否定してたけど、バカだった。自信のなさの証拠よ。自分が持っているものを讃えてね」とビューティアドバイスをおくりました。
その後、新しいガールズグループのメンバー募集の広告を見て応募し、5人組スパイス・ガールズのメンバーとなったヴィクトリア。スパイス・ガールズは7500万枚のレコードを売り、プライベートジェットで世界各地を飛び回り、豪華ホテルに滞在するように。ネルソン・マンデラ、マライア・キャリー、エルトン・ジョンといった人々にも会ったそう。そんな自分へ「お願いだから日記をつけて」と懇願。「忘れられない素晴らしい瞬間がたくさんあるから」と綴っています。
また、ファッションについては、ビニールのキャットスーツやバカげたチョーカーを身につけたり、ブロンドヘアにしたり、ドラッグクィーンのような格好で授賞式に出席したけれど、「自由に自分を表現していたことは素晴らしい」と自分を賞賛。そして「サングラスをかけるのよ。室内でも。特に空港ではね。サングラスは何でもないアウトフィットにまとまりを持たせてクールに見せる」とアドバイス。
一方、恋人に関しては「もっとサッカー、特にオフサイドルールを学ぶこと」と、サッカー選手と交際するうえでの重要ポイントを伝授し、「一目惚れはある」と断言。ヴィクトリアの場合、一目惚れはマンチェスター・ユナイテッドのプレイヤーズラウンジでのこと。そのときデヴィッドは一軍チームでなかったけれど、笑顔がキュートだったそう。そしてデヴィッドはヴィクトリアに電話番号をたずね、ヴィクトリアはロンドンーマンチェスター間の搭乗券に電話番号を書いたのだけど、デヴィッドはその搭乗券を今もとっているとか! そして、マネージャーのサイモン・フラーから一緒にいるところを見られるなとアドバイスされたので、最初もっぱらデートは駐車場だったけれど、いかがわしくなかったとのこと。
その後、スパイス・ガールズ、そして結婚相手ゆえに超有名人になったヴィクトリア。「パパラッチも生活の一部になるわ」というものの、ブルックリンを妊娠中、LAのフォーシーズンズ・ホテルのプールサイドで白黒ビキニで座っている写真が撮られ、イギリスの新聞の一面にでたときはツアーの残りはほとんどホテルから出ないで過ごしたそう。そして今も、ビーチでリラックスできるかといえば、答えはNOだとか。今も自分に批判的なので、もう少し楽しみ、イメージを意識しすぎず、リラックスすることを学ぼうと自分に言い聞かせているそうです。
そして4人の母となってからは、「子供が常に第一だけれど、自分とは、成し遂げたいことを忘れてはいけない」というヴィクトリアは、ハードに働く、ただし常に家族を最優先にすることでバランスを手に入れることができると言います。また、結婚について「忍耐を持って、サポートし、お互いのための時間を作ること。でないとすべてが子供たち中心になってしまうから。愛する相手を忘れないこと」とアドバイス。さらにふたりが必ず同じものを求めるわけではないけれど、お互いをサポートすることがふたりを団結させ、一緒に成長させると綴っています。