27日に60歳で亡くなったキャリー・フィッシャー。女優業に加えて、脚本の手直しを行うスクリプト・ドクターとしても引っ張りだこの活躍していたそう。
『Independent』によると、『スター・ウォーズ』旧三部作でレイア姫を演じ、昨年公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でレイア将軍を演じたキャリーは、スクリーンで恐れ知らずで才能あふれる存在感を放っていたのに加えて、スクリプト・ドクターとしても才能を発揮。1992年の映画『天使にラブソングを…』、98年の『ウェディング・シンガー』、92年の『リーサル・ウェポン3』、91年の『フック』などの脚本を手直しを担当したのだとか。
『NY Daily News』によると、キャリーのスクリプト・ドクターとしての仕事は、『スター・ウォーズ』で自身の台詞を手直ししたことからスタートしたそうで、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でのハン・ソロとレイア姫との会話も修正したとか。とても多才な才能の持ち主だったようです。
Carrie Fisher's handwritten EMPIRE STRIKES BACK dialogue changes.
What an amazingly multitalented woman. pic.twitter.com/3R4PiyOvF1— WILL McCRABB (@mccrabb_will) 2016年12月24日
また、スクリプト・ドクターの他にも、キャリーには小説や自伝などの著書があり、第一作目の『ポストカーズ・フロム・ザ・エッジ』は『ハリウッドにくちづけ』というタイトルでメリル・ストリープ主演で映画化。最新刊は、今年11月に発売された自伝『ザ・プリンセス・ダイアリスト』で、『スター・ウォーズ』撮影中の1976年にハン・ソロ役のハリソン・フォードと不倫関係であったことを告白して話題になっていました。
キャリーは23日にロンドンからLAに戻る機内で心臓発作をおこしましたが、ロンドンには『ザ・プリンセス・ダイアリスト』のプロモーションのために行っていたとのことです。