25日、フィリピン国外初となるマニー・パッキャオのフィットネスジム「パッキャオジム トーキョージャパン」の設立記者会見が行われ、マニー・パッキャオが登場しました!
4月のティモシー・ブラッドリー戦後、引退を表明したものの、8月に撤回。今月5日に現役復帰したパッキャオ。「4月に引退を表明しましたが、その後、心の中が寂しい気持ちになりました。ボクシングは愛しているスポーツですし、アクティブでないことを寂しく思いました。体調も悪くなかったのでカムバックを決めました」と復帰の経緯を説明。日本でジムを開設することを決めた理由は「多くの人にエクササイズの場を提供したいと思いました。そして、若いボクサーの方々から新たな才能を見つけたい」と語り、「私自身のボクシングの知識を共有し、私が教えることもできます」と自ら教えることにも意欲。「ジムにはさまざまな方に来ていただきたいですね。ボクサーはもちろん、単に練習、運動をしたいという方々にも。ボクシングはいい練習になります。スタミナもつきます」とボクシングの魅力をアピール。今後、都内にもっとパッキャオジムをオープンしたいと抱負を語りました。
その後、スペシャルゲストとして大橋ボクシングジムの方々が登場し、体調管理などについて質問が投げかけられました。そのなかで階級を上げた時、体重に適応するには、「肉をたくさん、1日3回は食べて、プロテインをとって筋肉を作ること。そして練習をたくさんします。しかも規律を持って行うことが大事です。試合前は1日30ラウンドぐらい練習します」「肉はよく焼いたビーフとチキンをよく食べます」と秘訣を公開。計量後は食事は通常通り食べ、水を5分おきぐらいに飲むそう。
また、30歳でプロデビューした清水聡選手には「30歳でプロ入りは、少し遅いかも知れません。しかしボクサーをやると決意したのならば、年齢よりもどう練習するのかなど、焦点を決めて規律を持ってトレーニングすること。身体、頭、メンタルも怠けないことが大切です」とアドバイス。
人生で一番ハードだったのは、体格差が大きかったマルガリート選手との試合だったと振り返ったパッキャオは、「私にとってボクシングは情熱。リングにあがるときはいつもワクワクしています。そしてファンの人々を楽しませたいと思っています」と語り、会見を締めくくりました。
パッキャオジム トーキョージャパン
公式サイト