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レディー・ガガ、「次の目標は子供」新アルバム『ジョアン』、ファッション、家族について語る

昨日、10月21日に世界同時発売されたニューアルバム『ジョアン』のプロモーションのため来日したレディー・ガガが、記者会見に登場しました。

レディー・ガガ。

レディー・ガガ。

昨日は黒のパンツルックにピンクのハットだったガガは、この日は輝くシルバーのドレスにピンクのジャケットとハット姿。「みなさん、こんにちは。日本に戻ってこられてうれしく思っています。日本から帰るとき、いつも帰りたくないと思うのですが、今回来日して、どんなに私は日本が好きか改めて気づきました。私、そしてアルバム『ジョアン』をサポートしてくれたことにお礼を申し上げます。ありがとうございます」と、語り、新アルバム『ジョアン』のヒットに感謝しました。

その後、Q&Aでガガはプレスからの質問に真摯に回答。

Q:NYで日本人カップルの飛び入り参加した時のエピソードを教えてください。
ガガ:
あれはまったくの偶然でした。私の大好きなスポット、NYセントラルパークにあるジョン・レノンの記念碑、地面にイマジンと書かれた場所をたずねたとき、そこで日本人カップルが結婚式を挙げていて、とてもステキだと思ったので、私から声をかけて写真を撮りました。 

Q:『ジョアン』は自叙伝的なアルバムになっています。このタイミングで作ろうと思った理由は?
ガガ:
私のアルバムはすべてある意味自伝的だと思っています。特に『ボーン・ディス・ウェイ』は、高校の時に周囲からイジメを受けた経験だったり、思春期に自分に自信を持てなかったりする気持ちを込めた作品なのですが、『ジョアン』はさらにこれまでの自分の歴史を深く掘り下げた、私的な作品になっているのは確かで、家族の核心をついた作品になっています。父の姉ジョアンは74年に19歳のときに自己免疫疾患の一種で亡くなりました。これは私の家族、特に父にとって大きな影響を与えた出来事でした。彼は当時15歳でしたが、もしあのとき姉を失っていなかったら、父はもっと違った人だったかもしれません。今回、アルバムを作るにあたり、マーク・ロンソンから「ガガ、キミがポップソングをかけるのはわかっているけど、今、人に伝えなければいけないこと、書かなければいけない曲は何?」と聞かれ、自分はまだ家族についての思いを出していないと思い、亡くなった叔母について書こうと思ったのです。

ピンクがお気に入りのガガ。

ピンクがお気に入りのガガ。

Q:ガガのパワフルなパフォーマンスから、いつも元気をもらえます。そのパワーの源は?
ガガ:
家族です。特に女性たち。母、祖母、その母たち、みな強い女性で、いろいろな苦労をしてきた女性たちです。そして強い男性と結婚をした女性たちです。私の両親はイタリア系で父はニュージャージー、母はウエストバージニア出身。みな労働階級で何もないところから一生懸命働くことで、家族を支えてきました。私と妹がしっかりとした教育を受けられたのも、よく働いた家族のおかげ。移民として移住してきた先祖の力を感じるからこそ、力強いパフォーマンスができるのだと思います。また、叔母のジョアンは、私は実際に会ったことはありませんが、彼女は家族にとっての女神、ガーディアンエンジェルのような存在。彼女が私に苦労を強さに変えることを教えてくれた。なので、このアルバムを作ったのです。

Q:『ジョアン』から、日本ファンにひとつ捧げるとしたら、どの曲ですか?
ガガ:
『ミリオン・リーズンズ』ですね。これはヒラリー・リンゼイという女性と書きました。最近、私はピンクをよく着ているんですが、強い女性でもピンクを着てもいい、楽器を演奏したり、音楽をやっているけど、ヒラヒラの服とかハイヒールでもいいと主張しています。女性らしい曲なのですが、特にサビの部分は、どんなに辛いことでもよい部分を見て神に祈るわけですが、そのなかでここから立ち去る理由がたくさんあるけれど、私に必要なのはがんばりぬく理由ひとつだけという曲です。これは信じる力を人がどれだけ持てるかという曲。叔母もジョアンもそういう人でした。大事な曲なので、日本のファンの人たちが辛いときに大丈夫といえる、信じることの大切さを知ってもらえる曲なのです。

Q:30歳になって、20代の頃と変わったことは?
ガガ:
アメリカだけかもしれませんが、30歳を超えるとポップスターとしては年寄りだと思われます。でも私はそんなことは信じません。歳を取ることは素晴らしいと思ってます。30歳を超えて、女性らしく、人間として成長したと思うし、自分らしくいることに自信を持てるようになりました。ミュージシャンとしての能力も。男性が多い業界で女性アーティストとして、今まで少し肩に力が入りすぎていたところもあったのですが、今は自分の居場所があると思えるようになりました。年を重ねることはそれだけ賢くなるということ。決してその人を損なうことではなく、つまらない人にするのでもありません。アーティストとして、娘、姉としても成長していると自覚しています。

脚見せ。

脚見せ。

Q:『ジョアン』のカバーでかぶっているピンクのハットについてのエピソードを教えてください。
ガガ:
カリフォルニアの家にいたとき、外を眺めていて、敷地の先を眺めながらすごく孤独だと感じたんです。家にいるとき、私は自由ですが、敷地を越えると自由でなくなる。どこにいても写真をとられて、普通に振る舞えない。孤独を感じていました。こんな自分がどうしたら世界中のみんなが共感できる曲をつくれるのかと思いました。その後、お風呂にはいって、アカをおとしてスッキリした気持ちになって、そこにあったピンクの帽子をかぶったら、それだけで気分がよくなったんです。ピンクの帽子は生きていることを祝うこと、女性であることを喜ぶこと、これまでのBFたちのおかげで成長できたことを思い出させレくれるそういうシンボルなんです。女性らしくあることに誇りを持って欲しいと思っています。ただかわいいというだけでなく、強く、お互いにサポートしあって欲しい。このピンクの帽子は女性の強さを象徴しているんです。

Q:2年2か月ぶりの来日ですが昨晩は何をしていましたか? 滞在中にしたいことは?
ガガ:
昨晩は、ホテルの部屋でクリエイティブ・チーム「ハウス・オブ・ガガ」のスタッフと、今週の衣装などの相談をしていました。今回の来日で私が一番重要だと思っているのは、日本のみなさんに愛、ポジティブな思いを伝えること。まだ出かけていませんが、今回、一番やりたいことはみなさんに愛を伝えることです。

gaga03

Q:衣装が以前よりシンプルになっていますが、アルバムのコンセプトと関係ありますか?
ガガ:
これはシンプルかな? みんないろいろな衣装を見てきてますよね 笑。今、着たい服を着ています。今はミュージシャンとしてギター、ピアノ、声、ダンスなどしっかり規律を重んじることを重視しているので、心地よいもの、動きやすいものを選んでいます。明るい色を着ることで、部屋が明るくなるし、幸せな気持ちになる。おばのジョアンを讃える気持ちにもなる。私はレトロフューチャーと呼んでいます。『ジョアン』という曲のなかに「あなたなはどこに向かっているの?」という歌詞がありますが、まさに帽子をかぶって新しい旅に出て行く、そんな気持ち。次は何が起こるんだろう。そういう人生の岐路に立っている。新しい冒険、旅が始まるという心境を反映しています。着ているものは常に気持ちを反映しています。日本に来ると、日本でかったものや日本的なものを取り入れていますが、今回はNY、カリフォルニア州マリブのストリートスタイルを見せたいと思います。私のミドルネームはジョアンなのですが、これは私のなかにいる子供な部分、これがアルバムを通して見えているのかもしれないと思います。

Q:運転免許をとったそうですが、車は何台持っていますか? 日本で運転したいところは?
ガガ:
6台です。けっこう多いですね。東京で運転するとしたら……、東京じゅうを運転したい。原宿、渋谷が大好きなので、すごく人が多いですけど行ってみたいですね。

Q:この後、新たに挑戦したいことは?
ガガ:
音楽を作り続けて、曲を書いて、ツアーをして、また日本にツアーで戻ってきたいと思っています。来年初めのスーパーボウルもすごく楽しみです。そして次の10年は仕事に加えて、子供をつくって家族を始めたいと思っています。

レディー・ガガ。

レディー・ガガ。

最後にユニバーサルインターナショナルから、ピンクのキモノがプレゼントされ、「すごくキレイです。ありがとう」と涙ぐんだガガ。「私の家族はこのアルバムが世界で発売されたことで、とても癒やされました。みなさんに感謝しています。愛する努力を失った、失うかもしれないと感じている人々に自分はひとりではないと思って欲しいと思っています」と述べていました。

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