エンタメ界きっての大金持ちカップルとして知られるビヨンセとジェイ・Z。ビジネスマンとして活躍するジェイ・Zに続き、ビヨンセも投資家として活動を開始したもよう。
『Newsweek』によると、ビヨンセは自身の会社パークウッド・エンターテイメント・カンパニーを通じて、新しいモバイルアプリのベンチャー「Sidestep」に15万ドルを投資したそう。「Sidestep」はコンサートに来た観客が大行列することなく、コンサート会場でグッズを購入できるアプリ。アプリを通じて注文しておくと、コンサート前、コンサート中、またはコンサート後にピックアップできるそう。ビヨンセは自身のフォーメーション・ワールド・ツアーで「Sidestep」を採用し、Tシャツ、トートバッグなどを販売。このコラボレーションが気に入り、投資することを決めたのだとか。
「Sidestep」のCEO、エリック・ジョーンズは『Techcrunch』に「クイーンビーと彼女のアドバイザーたちは小さなボロボロのスタートアップが世界で最も大規模なツアーに参加しているというアイデアが気に入った」とコメント。実際、フォーメーションツアーの売り上げは8月までで、2億1000万ドルにも及んでいるそう。
ちなみに、「Sidestep」に注目しているのはビヨンセだけでなく、ジャレッド・レトも投資しているとか。『Newsweek』はミュージシャンにとって、ツアーとグッズのセールスが収入のなかで大きな割合を占めるようになってきていると伝えていて、その点、「Sidestep」のようなアプリは、列に並ぶのが苦手なファンにも便利。売り上げアップにも貢献しそう!?
夫ジェイの音楽ストリーミングサービス「タイダル」の少数株主でもあるビヨンセは、「Top Shop
」のフィリップ・グリーンとのコラボでスポーティなアパレルブランド「アイビーパーク」をスタートさせていて、今年5月にはスイカベースの飲料ベンチャー「WTRMLN WTR」に投資するなど、ビジネス面でも活動を始めているそう。
これまでセレブのビジネスといえば、香水、アパレルラインのプロデュースなどが定番だったのですが……。セレブマネーはテック業界へと流れ始めているもようです!