8日に開幕した第41回トロント国際映画祭で『マグニフィセント・セブン』が、オープニング作品としてワールド・プレミア上映され、アントワーン・フークア監督、主演のデンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホンら、国際色豊かな豪華キャストが集結!
映画『マグニフィセント・セブン』は、黒澤明監督の『七人の侍』とその翻案作品『荒野の七人』を原案とする作品。
記者会見で監督は「『七人の侍』も『荒野の七人』も普遍的な作品だ。他人の正義のために全力を尽くす話だ。格差社会など現代に通じる要素も持っている。今の時代に合ったウェスタンを創った」とコメント。『七人の侍』も『荒野の七人』も観ずに撮影に参加したというデンゼルは、その理由を「他の俳優がどう演じたか気にせず、自由に演じることが出来るから」と明かしました。
そして、クリス・プラットは「今回の役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のピーター・クィルよりずっと深い。アウトローが魂の中に何を抱えているかを描いていて、とてもリアルなキャラクターだ。世の中に何本映画があるか判らないが、過去の映画に似ているものもあるだろう。僕らは、(過去にあった)タイトルを使い、ストーリーを使い、この7人を使い、そして違った映画を創った」と語りました。
<STORY>
アントン・フークア監督が古典映画のストーリーを、現代の視点をもって描いた『マグニフィセント・セブン』。バーソロミュー・ボーグ(ピーター・・サーズガード)の支配下で、ローズ・クリークの町の人々は絶望的な日々を送っていたが、エマ・カレン(ヘイリー・ベネット)は賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)を中心としたギャンブラー ジョシュ(クリス・プラット)、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを雇った。町を守るために立ち上がった彼らは、いつしか自分たちの目的が金だけではなくなっていることに気付く。
『マグニフィセント・セブン』
2017年1月27日(金)公開!
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント