先日、700万ドル(約7億円)の慰謝料で離婚に合意したことを発表したジョニー・デップとアンバー・ハード。その支払いでまたもバトルが勃発したよう。
離婚発表後、アンバーはそのお金を女性への暴力防止を訴える組織アメリカン・シヴィル・リバティーズ・ユニオン(ACLU)とロサンゼルス小児病院に350万ドルずつ、全額寄付することを発表。その後、ロンドンでカーラ・デルヴィーニュやマーゴット・ロビーと夜遊びに出かけたところがキャッチされ、一方、ジョニーはイビサ島でバカンス、とお互いに平和な日々に戻ったかと思われていたのですが……。
24日、ACLUとLA小児病院がアンバーからではなく、ジョニーから直接小切手を受け取っていたことが判明! その小切手は合計が700万ドルとなる分割払いの最初のものだったそう。
これについて、ジョニーの代理人は『TMZ』に「離婚和解金をLA小児病院とACLUという重要な慈善団体に均等に寄付するというアンバー・ハードの発表に従い、ジョニーはアンバー・ハードの名前で複数回の分割払いの最初の払込金を送りました。それらが完了すると、ハードさんの誓約の全額となります。これらの素晴らしい団体へ寄付するというハードさんの寛大さを深く尊重しています」とコメント。
すると今度はアンバー側の関係者が、これではジョニーが寄付による税金控除を得るので、彼の支払い額が700万ドルにならないとジョニーを非難する事態に。『TMZ』によると、アンバーの関係者は「もしジョニーが合意書を変えたいのなら、我々はチャリティに1400万ドル全額寄付を履行するよう主張します。これは彼の税金控除額を計算するとアンバーへの支払い義務である700万ドルと同等です」と語ったとか。さらに「我々は、何年にもわたる支払いではなく、全額すぐに支払うことを求めます」「これは彼が今までサポートしていなかったチャリティへの関心を装って、顧客の本当の支払額を半分に減らそうとする、ジョニーの弁護士たちによる試み以外何物でもありません」と語ったとか。
これに対し、ジョニー側は「ジョニーは世界中の子供たちへの活動に対して、2006年にLA小児病院で表彰されています」とだけコメントしたそうですが、アンバーの寄付が、アンバーの手を経由しないで直接寄付されるというのは、確かに不自然な気も……。
最も稼ぐ俳優として知られるジョニーですが、彼も節税対策を考えたりしてる? それとも弁護士たちが気を利かせすぎたのでしょうか?