2012年に設立した安全・エコフレンドリーなベビー用品、家庭用品ビジネス「オネスト・カンパニー」が快進撃を続けているジェシカ・アルバがビューティ誌『Allure』9月号に登場し、成功の理由、モチベーションについて語りました。
今や、多くのセレブがさまざまなビジネスを手がけていますが、ジェシカが共同設立者を務めるオネスト・カンパニーの製品は、オンラインでの定期購買の他に「Target」などの大手小売チェーンでも販売されており、昨年からメイクアップラインの「オネスト・ビューティ」もスタート『Fortune』誌による同社の評価額は17億ドルとなっています。
インタビューのなかで、「人々は製品ではなく、あなたがジェシカ・アルバだから、あなたのライフスタイルを買っている?」と聞かれたジェシカ。「それは諸刃の剣なのよ。セレブが付いていることは人々を疑り深くもさせる。お金のためにやってるんじゃないの? ただ広告に出てるだけ?って。商品は素晴らしいものでなくてはならないわ。私は他の人にはない方法でメディアにアクセスできて、広めることができるのは確かよ。カスタマーはそれで興味を持ってトライするかもしれないけど、興味を持ったというだけで人々を変えることはできない。人々を変えるのは「オーマイゴッド! これは素晴らしい!」と実感することなのよ」とコメント。
さらに購入した人々から製品に関するメッセージを受け取ってるという彼女は、「私たちは人々の人生を変えているの」と語り、ひどい湿疹に悩まされていた6歳の女の子が、オネスト・カンパニーの洗濯洗剤とシャンプーに変えたことで他の子と同じように歩き回れるようになった、という母親からのメッセージを読み上げ、「6歳の人生も変えたわ。本物よ」と語ったそう。
モチベーションは? という質問には「ひとつは私がやり手だから、もうひとつは、私は12歳から仕事をしてきた。世界中あちこちに住んで、世界中で大人たちと仕事をしてして、さまざまな力を見てきたの。たくさんのビジネスのマーケティング戦略に関わって、彼らが私のような人をどう利用するかも見てる。学ぶのが好きなのよ。学びたいという欲求を失ったことはないわ。毎日が違うし、私は自分が本当にいいと感じるものに向かって働いてる。それってすごく満足よ」と回答。
女優として映画やテレビ、そして広告などに関わってきた経験から、いろいろ学び、吸収してきたことが今のビジネスに生きているようです。