人気シリーズ『ワイルド・スピード』のルーク・ホブス役でも知られるザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが、Facebookで共演の男性俳優への怒りをぶちまけたことが話題。
ザ・ロックは8日夜Facebookに「『ワイスピ8』撮影の最終週だ。これ以上に血がたぎるシリーズは他にはない。信じられないくらい勤勉なクルー。ユニバーサル・スタジオ・エンターテイメントは素晴らしいパートナーで、女性共演者たちもいつも素晴らしく大好きだ。しかしながら、男性共演者たちとなると話は別だ。何人かは本物の男で真のプロとして振る舞っているが、そうでない人々もいる。そうでない奴らは何もできない小心者だ。臆病者なんだ。4月にこの映画を見たら、いくつかのシーンでオレが演技でなく、血が煮えくりかえっているように見えるだろう。その通りだよ。結論は、この映画に出演したことは素晴らしかったし、このホブスのキャラクターはオレのDNAにぴったり合っている。オレのなかのプロデューサーはこの部分に満足している。『ワイスピ8』撮影最後の週を力強く終えるつもりだ」と投稿。
名前と詳細は書いていないものの、共演の男性俳優への怒りを綴ったザ・ロック。さっそくメディアがチキンな小心者捜しをスタートし、翌9日には『TMZ』が関係者の話として、その共演俳優がヴィン・ディーゼルだ報じました。ふたりはプロデューサーでもあるヴィンの決定にザ・ロックが納得しなかったことがあり、仲は悪かったそう。しかし、映画の撮影を数日残した段階でのザ・ロックの書き込みに、共演者は男女ともに怒っていたのだとか。
そのため、ザ・ロックのトレーラーをヴィンが訪れ、2人の間で話し合いが行われたものの、問題は解決せず、ヴィンは深夜1時に自分の出演シーンを終了。監督の「カット」という声がかかると彼はすぐにみんなを集め、自分がすぐにセットから立ち去ることを話したとか。一方、ザ・ロックの撮影は11日まで。『TMZ』によると、このバトルに関して撮影クルーたちはザ・ロック派。なぜならヴィンはしばしば撮影に30分〜1時間遅れて姿を見せるそうで、それはセットに来るのが遅いからではなく、トレーラーにこもって出てこないからだとか。また、朝が苦手な彼に合わせ、撮影は10時スタートを余儀なくされており、ヴィンは誰の言うことも聞かず、ザ・ロックを含む人々の演技を批判することで人々を追い込んでいたそう。それに対し、ザ・ロックは時間通りにあらわれ、出演シーンをうまくこなす究極のプロで、一緒に仕事がしやすいと考えているそう。
しかし、共演俳優のタイリース・ギブソンとリュダクリスはヴィン派のよう。タイリースはヴィンとのツーショットをInstagramでシェアし、「このシリーズ、キャラクターを守るためにどんなにがんばっているかを人々が知っていたら、みんな圧倒されるだろう」と書き込み、リュダクリスもロックなしの男性キャストの集合写真をアップ。
ポール・ウォーカー亡き後もファミリーとしての強い結束を誇ってきた『ワイスピ』に分裂の危機? 映画が公開される4月までにどうにか仲直りして欲しいものですね。