ティム・バートン監督「日本版ペレグリンを作りたい!」

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31日、ティム・バートン監督が新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』の記者会見に登場しました。

バートン監督は登場するやいなや、「特別な映画を、特別な場所に持ってくることができて嬉しい!」と来日にした喜びを語り、Q&Aがスタート。

Q:原作に描かれたキャラクターを映像化する際に、難しかったこととは?
バートン監督:原作のスピリットを持ちながらも、キャラクターの設定を詩的に美しいものに変えたんだ。たとえば、エマというキャラクターは、火を操る能力から、宙に浮く能力へ変更した。イメージとして、宙に浮く女の子は、詩的に美しいと感じたんだ。

Q:本作は非常にポジティブで素敵なメッセージを感じました。今この作品を作ろうと思った最大の理由はなんでしょうか?
バートン監督:わたしは、自分自身が経験したことを描いている。「奇妙なことがあっても、それはいい事なんだ!」というメッセージが大切だと思っているよ。中身がふつうで素敵の人であるということが大事なんだ。

Q:こどもたちとの撮影で苦労したことはありましたか? また、こどもたちの、ここが凄い!と感じる部分などはありましたか?
バートン監督:本作では、演技が未経験のこどもたちとの撮影になった。実際の建物やセットを使い、CGに頼らず、こどもたちに経験してもらう環境を作ったんだ。こどもたちはアクションヒーローのような気分だっただろうね。しかし、こどもたちは私の言うことをなかなか聞いてはくれないね(笑)

Q:作品のラストには日本が登場しますが、監督にとって日本とは?
バートン監督:日本に来て撮影がしたくて、ラストはわたし自身が書いたんだ。結局、時間がなくてアメリカで撮影をしたのだけれど、(松井さんの衣装がとても素敵なので)日本版ペレグリンをぜひ撮りたいね!

Q:本作は時間が重要なテーマですが、監督が時間を巻き戻すならいつ?
バートン監督:わたしは時間の扱いが本当に苦手なんだ。わたしを知っている人が時間を扱った本作を観たら、驚くだろうね(笑)今を生きることで精いっぱい(笑)最前を尽くして今を生きているよ。

Q:主演のエヴァ・グリーンについて
バートン監督:彼女はまるで無声映画に出てくる女優のように、言葉を語らずとも伝えることの出来る人物だ。ドラマティックな役柄や、ミステリアスな謎めいた役柄など、いろんな要素を持っている。そして、鳥に変身できると思わせられる女優だね。

Q:衣装や、メイクなどについて、監督のこだわりはありますか?
バートン監督:もともとアニメーション出身だから、映画の見た目である衣装や、メイクはキャラクターの一部だと思っている。と同時に、見た目だけではなく、感覚を伝えることも大事にしている。(監督の靴と靴下が可愛い!という記者の言葉に、笑いながら)ありがとう!!

つづいて、スペシャルゲストの松井愛莉さんが、大人気双子姉妹りんか&あんなちゃんと一緒に登場。映画の中で、主人公ジェイクが現実世界に持ち帰る花がバラということにちなみ、松井さんからバラの花束が贈られました。ミス・ペレグリンをイメージした衣装の松井さんに、バートン監督は「本当に素敵! 日本版ペレグリンを撮影したい! 私にとってご褒美だよ」と絶賛のコメント。バートン監督の大ファンだという松井さんは監督との対面に大興奮で「映画を観終わったあとは大興奮で、日常と非日常にわくわくしました!」と本作の魅力をコメントしました。

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
2017年2月3日(金)全国ロードショー
配給:20世紀フォックス映画
©2016 Twentieth Century Fox
公式サイト